ポロ

インシテミル 7日間のデス・ゲームのポロのレビュー・感想・評価

2.0
まあ、何とも褒めるところが少ない映画でした。報奨金を目的に集まった10人の男女。しかし、参加者の一人が死体で発見され、そこから殺人ゲームが始まってしまう、というよくあるタイプのものです。

原作は未読なのですが、少なくとも映画は何とも既視感に溢れるものとしか言い様がないです。きっと何本かの外国製低予算ホラーをモデルに、美術やセットを作られたのでしょうが、それらが何とも工夫がなく、オリジナリティを全く感じさせないのがすごいです。ストーリーにも同じく工夫がなく、予定調和やミエミエの伏線に感嘆も生まれません。

尤も、これが新人アイドルが主演のB級映画ならば、こんなものかと思うのですが、スタッフやキャストにこれだけのメンバーが揃っているのに、これはダメです。やるなら、もっとコント演出にして徹底的にネタっぽくすればいいのに、それもせず。当たり障りのない一番ダメなパターンです。

石原さとみ、武田真治、平山綾あたりは頑張ってましたが、健闘も虚しく。藤原竜也はこんな役ばかりで不憫に思ってしまうほどでした
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