「人文科学的な実験」と称し、11万円を超える時給で集められた10人の男女、ただゲームをしながら過ごすだけで目も眩むような大金を得られるはずだったが…というお話
当たり前ですがそれなりに雑な面は多々あるものの、そこまで悪いとは思っていません
強いていえばせっかく『そして誰もいなくなった』を想起させる人形があるのにも関わらずまったく有効活用されていないことでしょうか?日村の声が出るスピーカーというだけで見立てもなく死体と同じ姿をするわけでもなく、ただそこにあって最後振り払われて壊れるだけというのは非常にもったいない
平山あやこそ彼氏同伴でしたが甘ったるい恋愛要素を排除したのも良かったかな、片平なぎさはともかく綾瀬はるかに石原さとみ、平山あやが寝ているカギのかかっていない部屋というシチュエーションなのに色恋沙汰が起きないことにリアリティがあるかはわかりませんが
あと最後にひとつだけ、「犯人」を「監獄」に入れたにも関わらず人がどんどんと死んでいっているというのに、他人が用意した食べ物飲み物に疑いの目をむけず食事をするのはバカの所業にしか見えません