スーパーエイプマン

クリムゾン・タイドのスーパーエイプマンのレビュー・感想・評価

クリムゾン・タイド(1995年製作の映画)
4.0
現場叩き上げの白人タカ派艦長とエリートインテリ黒人副長が潜水艦内で核ミサイル発射を巡って対立する話。今となってはこの両者の対立もよりアクチュアルなものとして迫ってくる。艦長が赤のキャップを、副長が青のキャップを被っていることは単なる偶然ではないだろう。

が、そんなことを置いておいてもとにかくおもしろい。潜水艦出港直前、爆雨の中の演説と車内での別れという2箇所の場面をスマートに切り取る手際には惚れ惚れしてしまった。