タイトルやパッケージからして男性が観るものではなさそうな空気がビンビンだったけど、評判がいいので観てみたらめちゃくちゃ面白い映画だった。
「有名ファッション誌の鬼畜編集長」の秘書として入った「イケてない主人公」(※アンハサウェイは超絶イケてます)が、鬼のようにこき使われ、無理難題を命じられながらもくらいつき、次第に2人にしか理解できない友情が芽生える話。
とにかくテンポが気持ちいい。
無茶ぶりになんとか答えようとする主人公の姿が熱い。
ビジネスマン映画なのかなぁ。社会人なら男女問わず泣いてしまうのではないだろうか?
「パラハラを美談にしてやしないか?」という批評もあるらしく、まぁ確かに…とも思うのでマイナス0.1。
でも『プラダを着た悪魔』も、『セッション』同様「理不尽なしごきの先の当人同士にしか理解しえない狂気の一体感」的な面があり、そういう特殊な世界を垣間見せてくれる映画は好きだ。
大好きな海外ドラマ『メンタリスト』の主人公役のサイモン・ベイカーが観れるのも貴重!