こんなに良い映画やったっけ。すごい多面的に観れる。完璧すぎない映画。
なんか曖昧になってたからもっかいみた。
今日はやっと軽く過酷な実習が終わったのでご褒美。大変良い実習やったけど。
僕はメリル・ストリープの人生もアンハサウェイの人生も良いと思う。全員が何も悪いことを言ってない。全員事実を述べてるところが凄くいい。この映画誰も悪くないねんけど、そう思えるのは映画を観ているからであって、実際に自分の人生でよく似たことが起こった時にこうやって映画を観ているかのように俯瞰してみれるかってすごい大事。
仕事を得ることと辞めることからしか生まれない第三の道。けど、これがないと第三の道が生まれないんよね。もうさっそく人生の見方が変わる。
あともう一つ面白いのは、2006年から、たったの15年でモデルの価値観が変わってきたところかな。昔はやっぱり細くないとダメーとかみためーとかが重要やったけど、最近は個性がどうのこうので、デブもモデルになるのどうのこうのって言い出してるよね。そんなことはどうでも良いねんけど、ある一つの一見決まりきってる様に思える固定観念（今回はモデル）ですら15年で変わるんかって。時代ってほんまにこわい。ファッションの根幹はなかなか揺らがないと思うけど。多くの人が潜在的に振り回されてる表層の概念と価値観の脆さが垣間見えるよね。
