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プラダを着た悪魔のkskのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
3.5
アン・ハサウェイやメリル・ストリープかっこいい、って見る映画なんだろう。
が、メリル・ストリープが、打ちひしがれていたシーンが一番いいシーンだったと思うし、テーマはここにあるのでは?
選択肢は1つしか選べない。選べなかった選択肢のことは、頭を離れないし、後悔が滲むこともある。
失ったものの大きさと多さに傷ついても、「私達になりたいに決まってる」ってミランダが言ったのは、選択した人生に誇りを持っている強い人間の言葉だ。
アンディのラストも、それと対立した形で描かれている。人生の苦味が際立ってよいと思った。

私が間違ってた〜とかいうのは、しっくりこない気がした。私にとって大切なのは〜という感じが良かったな。あと、彼氏役は、あんまり好きじゃない。
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