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007/ダイ・アナザー・デイのRのネタバレレビュー・内容・結末

007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

自宅で鑑賞。

「007」シリーズ20作目の作品。

監督は「ザ・ワイルド」のリー・タマホリ。

主演はピアース・ブロスナン(「クーデター」)。

これが五代目ボンドとしては最後の作品らしい。

この後、6代目となるダニエル・クレイグ(「ドリームハウス」)に受け継がれていくんだなぁ。

実は007シリーズは、にわかだったのでダニエル・クレイグ版ボンドの作品しか見たことがなかったんだけど、今作はそれに比べるとCGもアクションも見劣りする部分はやっぱりあるなぁ。

けど、つまらないかというとそうでもなく、観終わってみると楽しかった。

また、今となってはダニエルのクレイグの印象が強いボンドだけど、ピアース・ブロスナンも大人の色気ムンムンでまたカッコいい。

クレイグが出るまでは俺の中のボンドと言えばこの人のイメージだなぁ。

今作のボンドガールであるハル・ベリー(「クラウド・アトラス)演じるジンクスも良い。

波打ち際からザパァーンとあがるシーンはセクシー極まりねぇな!けしからん!!

他にも人体移植したボスがいたり、スキンヘッド弾痕野郎のリック・ユーン(「ワイルド・スピード」)がいたりと敵も魅力的なキャラが揃っていて、あぁ、ボンド映画を観ているなぁという感じ。

話的には前半はテンポが少し悪いなぁと感じたものの、ジンクス救出シーンなどテンポ良く、なおかつボンドアクションを楽しめる後半から面白さを増す。

また、まだ若かりし頃のロザムンド・パイク(「ゴーン・ガール」)が敵役として出てくるんだけど、ジンクスとの終盤の対決がまたいい。

そして、最後の蹴りのつけ方と「これでも読んでろ!ざけんな!」、出ました!人を殺して捨て台詞!!カッコよかった。

クレイグ版ボンドのシリアス路線も良いが、こんなエンタメ溢れるボンドもやっぱり良いな。
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