D

イマジン/ジョン・レノンのDのレビュー・感想・評価

イマジン/ジョン・レノン(1988年製作の映画)
-
本作は主にビートルズ解散後、オノ・ヨーコともに、数々の名曲を生み出し、平和活動していた晩年のジョン・レノンを描くドキュメンタリー映画。

そのフッテージとして、オノ・ヨーコから提供されたジョンの生前のフィルム、ビデオにより構成されている。

それらよって、あらゆる側面がみえ、その人となりが浮き彫りにしてゆく、というもの。

その素顔は、至って普通・ナチュラル・家族を愛する、Love&Peaceが信条。

例えば、自宅の敷地内に不法侵入してきた男を警察にも突き出さず、そのまま自宅へ招き一緒にご飯を食べる。

そして、世界平和を本気で願って活動していた。

「キリスト教は滅亡するだろう。我々はキリストより人気がある」という発言が問題になったように、ジョンは神格化され、まるで教祖さまのようなイメージだが、本作ではそのイメージが払拭される。

彼が今も生きていたら、世界はもっと平和だったのだろうか、と考えずにはいられない。

尚、ジョン・レノン暗殺事件の真相に迫る、ジャレッド・レト主演、チャップマンの伝記映画「チャプター27」がある。

【ロック映画】最低限みておくべきロックムービー10作品
https://narcos.hatenablog.com/entry/rock-movie-osusume
D

D