アラシサン弐

無法松の一生のアラシサン弐のレビュー・感想・評価

無法松の一生(1958年製作の映画)
4.2
定期的に三船敏郎を摂取したくなり鑑賞。

ど直球に泣かせにかかってくるタイプの映画。
母子に出会ったが故に、「幸福」と「孤独」を同時に知ってしまったのが切ない。

車輪は前に進み続けているけど松五郎は逆に老いていく。
前半は松五郎とボンボンの繋がりが深くなっていくのを見るのが楽しみだけど、後半は時間の経過を見るのが辛くなってくる。

自分が孤独に陥っても、好きな人達を孤独にさせないことを幸福としたって良いんだなという思いになった。

三船敏郎の太鼓、乱闘、徒競走、全てが漢です。
アラシサン弐

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