高峰秀子の自薦に入っていたので視聴。寅さんすぎるなあと思って見てたら、これに影響を受けて出来たのが寅さんらしい。
寅さんは帰るべき場所(故郷)があるから失恋の先に再起があるけど、独り身の無法松にとっ…
ユーネクストで鑑賞。
以前に泊まった小倉のホテルの横に、こちらの無法松の銅像があり、そこから興味持ちました。
乱暴で粗野ながらも、非常に奥手な人力車の車夫、無法松こと松五郎。
木から落ちて泣いて…
人情人情人情人情
前半は、今や失われた人と人とが生身でぶつかり合う様に泣き、最後は無法松の生き様に泣く・・・
なんて切なくプラトニックな愛。
笑ってなける、これぞ真の人間ドラマ。
三船がたくさん歌…
泣いた。松五郎の生き方の美意識をテーマとした、非常に美しい物語。
さすがは「世界のミフネ」。黒沢映画っぽくないこんな役もできるんや。喧嘩してるのも奉公しているのも恋してるのも老いていくのも良いけど…
高峰秀子さん演じるヒロインの天然なファムファタールな感じが主人公を切なくさせる僕好みの映画です。
悪気なく「これからはボンではなく…吉岡さんとでも呼んで呼んでください」
のところが全てを物語ってるよ…
1958年 稲垣浩監督作品 104分。明治三十年小倉、人力車夫の松五郎(三船敏郎)は博打、酒🍶、喧嘩で「無法松」と呼ばれていた。ある日、松五郎は敏雄少年を助けこれが縁で陸軍大尉吉岡家に出入りする。そ…
>>続きを読む「奥さん、俺ぁ、寂しかったんじゃ」
「どうしたとですと?」
「俺ぁ、帰ります。もうお目にかかることはあるまい」
「どうしてですと?言うてください。どうしてそのようなことを?」
「奥さん!俺の心は汚い…
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