しみじみと良い映画であった。
20世紀初頭の、まだ教育を受けられるのは一部に限られていた時代
車曳きの松五郎が市井に生きる姿を情緒豊かに描いた秀作。
三船敏郎と高峰秀子はさすがの存在感。
画も…
いい映画だなあ。哀という感情があり、泣ける。
なんですかね、フェデリコ・フェリーニの道を思い出しますね。
回る力車の車輪で止まらない時間の流れと松の人生を表現し、とうとう回るのを停めたところでウ…
泣いた。
松五郎が幸せな人生を送ったのか、不幸せな人生を送ったのか、という判断は人によって違うのだと思う。僕はこれでも良かったと思うのだ。
今の世の中の生きづらさというのは、成功必須論みたいのがある…
一本気で純粋な男を演じる三船さんはとても魅力的だった。
とくに祇園太鼓のシーンはこの映画の一番の見どころ。
よほど練習したんだろうなー。
65年くらい前の作品を現代の映画と比べてはなんだけど、当時…
いい映画、それに尽きます。
三船敏郎も高峰秀子もこの時はまだ30代のはずだが、序盤は若く見え、やがてストーリーが進むにつれて本当に歳を重ねているように見える。照明の当て方や撮り方、そして俳優たちの…
「豪快な漢」
三船敏郎が暴れん坊の車引きを演じた作品
喧嘩っぱやく、乱暴者でありながら、愛情に人一倍飢えており、また与えること何もいとわない、すっぱりとした男の物語。
◆最初の豪快さから、最後…
日本人らしさが詰まってる。
見ていて心地よい。
ここ最近三船さんの出ている作品を見るようになってきて改めて素晴らしい俳優さんだなと思いはじめてきた。
祇園太鼓は圧巻。
見惚れてしまいました。…
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