僕モテメルマガで取り上げられたので観た。
結果、人生ベスト級の作品に出会うことができた。
哀愁漂う男の生きざま映画。
それが104分に収まっている。
男はつらいよシリーズ49作品を凝縮した感じ。
そもそもこの作品が男はつらいよの源流なのだけど。
寅次郎が道化的なのに対して、松五郎はひたすら真面目な男なので、その哀愁はより深く胸に刻まれた。
運動会のシーンと喧嘩を見守るシーンが印象的。
それと、走馬灯のシーンはニュー・シネマ・パラダイスのあれに匹敵する良さだった。
欲を言えば小太郎があと5年くらい成長した姿を見たかった。