原作も読んだが、端折るところはバッサリ端折ってよくまとめていると思う。逆に映画でかなりアクセントが加えられているところもある（モリタートのくだりとか）。伊藤英明という絶妙のキャスティングが勝因だろうか。逆に生徒のキャスティングはもう一考すべきだったかな、という気がする（特に大虐殺の原因になる、あの娘とか）。原作を読んだ人には分かるはずだが、最後にあの2人が生き残った理由というか、ロジックが分かりにくいのではないかと心配になった。台詞で片付けたりせずに、映画的な表現がされているのは良いのだが……。
