『悪を正義とせすか』
この作品は映画館で一度鑑賞しましたが、再度鑑賞です。
原作は作家貴志祐介さんの作品『悪の教典』
原作は読んだことがない。
しかし、この映画はまさに人間の生命尊厳によるアンチテーゼではないだろうか。
若き命を踏みつぶすために、あらゆるものを無残に容赦なく焼き尽くす。
その破壊力にただただ佇むしかない。
そんな途方な感触に、鑑賞するしかない。
複雑な心理や思考。
否、単純さのゆえなのか。
もうこの際原作を読むしかない。
読みたい。そこでまた霧で見えなかった視界がより輪郭をはっきりするだろう。
それこそが貴志祐介の世界観ではないだろうか。