「黒髪」：貧しい暮らしと妻を捨て、優雅な暮らしと新しい妻を手に入れた主人公。しかし美しい黒髪の前妻を忘れられず久方振りに前の家へ戻るが…。
「雪女」：雪女に気に入られ、"ある約束"と引き換えに命が助かった主人公。村に帰ってしばらくして、道に迷った美しい女子を嫁に貰うのだが……。
「耳無し芳一の話」：琵琶が上手な盲人の少年・芳一。彼の演奏を求めるのは人間だけではなく…。
「茶碗の中」：茶碗の水面に映る謎の人影。何をしても人影が消えず、えぇいと一息に飲んでしまった男。その後、謎の人影と同じ人が実際に現れ…。
半世紀以上昔の映画としてかなり面白かったです。けどこういう怪談話だったら"怪談百物語"っていうドラマの方が映像が綺麗で音響も不気味で物悲しげで…。幼い頃にこのドラマを見ていて、懐かしさ補正バリバリだと思うんですけど、どーしても比べてしまって評価低めになっちゃいました。古い故の味があるのは確かなんだけど、自分にはその古さが良い方向に働かなかったです。
