小泉八雲の『怪談』を原作とする、小林正樹監督の4篇から成るオムニバス映画。
日本の怪談話を芸術の域にまで昇華させた傑作。物語性より様式美を愉しむアート作品という印象で、日本独自の文化、伝統、感性を…
小林正樹の芸術作品
世界を相手に日本映画を売り出していこうというのが全面に出ていた。
『黒髪』『雪女』『耳なし芳一の話』『茶碗の中』からなる怪談オムニバス
最初の『黒髪』と『雪女』は面白か…
その昔、NHKBSにて鑑賞。音楽武満徹のクレジットを見て仰天。にんじんクラブが倒産してしまったのが納得なくらいの豪華なセット、俳優陣。当時、なぜ興行が振るわなかったのが疑問なくらいの名作。人生の5本…
>>続きを読む傑作!
1話目の『黒髪』落ちぶれて妻の元から逃げ出した男。数年後、妻の様子を見に行くとまだ自分を待っていたが…。
やるせない。
このエピソードだけ、何故か定期的に観てしまう。
前世で奥さんを置いて行…
映画界のみならず美術、音楽等も当時の第一級を総動員して創り上げた大変贅沢な、格調高いホラー映画。ハロウィンには相応しくない 笑
劇場で観た覚えがあり、長いので、2編ずつ2日かけて観たが、既視感がない…
小林正樹に面白いものなし。しかし、本作だけは別。水木洋子の脚本が、ラフカディオ・ハーンの世界を見事に汲み取っており、それの映像化に成功している。「黒髪」、「雪女」、「耳なし芳一」ときて、最後の「茶碗…
>>続きを読む小林正樹監督作品。小泉八雲原作の怪談「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」の4つのお話から構成される作品。予告編によると、制作費3億5000万円、構想10年かかっているらしい。4つのお話どれも…
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