なお松

ロッキー・ザ・ファイナルのなお松のレビュー・感想・評価

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)
4.2
とにかく「5」が最終作でなくて本当によかったw
歳をとるとつい昔を懐かしむ。最初ロッキーはただひたすら過去を振り返り愛する者と過ごした街を徘徊する。その気持ちが痛いほどよくわかる。自分もロッキーとともに随分歳をとってしまったようだ。
しかし、ある日を境に前を向き、新たな人生の挑戦を始めることになる。そこから映画のカラーがガラリと変わる。今まで影を生かした落ち着いた画面だったのが、ロッキーの心情の変化と共にどんどん躍動感あふれる作品へと変わっていく。
そしてラスト、最後の力を振り絞りリングに立ち続ける。こうして映画は30年の幕を閉じるのだが、おそらくロッキーはこの後も人生の挑戦をし続けていくのであろう。現に当時半ば引退状態だった当のスタローンはこの後「ランボー」や「エクスペンダブルズ」など精力的に再挑戦し続けることになる。
いやぁ自分もまだまだ頑張らなきゃあ!
なお松

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