■2回目(2020/8/29)
前作から16年ぶりに公開された「ロッキー」シリーズ最終章。
50代のロッキーが現役世界チャンピオンと戦うと言う話だが、そこには人として学ぶべき事が沢山詰まっている。
フィラデルフィアとスラム街で暮らすロッキー。
すっかりボクシングを辞めた彼はレストランを経営している。
しかしそこには最愛の妻エイドリアンはいない。
彼女はすでに亡くなっていて、ロッキーは生活に物足り無さを感じていた。
唯一の子供であるロバートに声を掛けるものの、彼は避けている様子である…
そんな中、リトルマリー親子との出会いや、ポーリーとのやり取りによって、彼は一夜限りの現役復帰を目指す事になる…
感動の名作だった。
ロッキーの息子、リトルマリー親子、ポーリー、ディクソンといった登場人物の葛藤、悩み、抱えているものが見事に集約されている。
一番好きなシーンは、ロバートに対して、自分が挑戦する理由、人生の厳しさを伝えるロッキー。
暗い街中で必死に伝えるロッキーが、あまりにもかっこ良すぎた。
あとはラスト。
行きたい!と思わせる感動のエンドロールだった。
■1回目(2007/4/20 映画館)