ユナマリアさんの映画レビュー・感想・評価

ユナマリア

ユナマリア

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

前評判が色々と凄い事になっている「ジョーカー」続編。

予告、イメージからするとハーレイ・クインとの「ボニー&クライド」ものかと思うが、結論から言うとジョーカーはジョーカーでは無かった話。

パンフや
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ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!(1997年製作の映画)

5.0

ドラズの劇場版シリーズ第2作。

本作は個人的に一番好きな怪盗ドラパンが登場するので、鑑賞前からわくわくが止まらなかったが、やはり映像で観てもドラパンは格好良い。

親友テレカのくだりはやはりアニメの
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ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?(1996年製作の映画)

5.0

ドラズ初の映画化作品。

本作はドラえもんの登場場面が少ない、且つドラえもん以外のドラズがそれぞれ目立つ作品につき、初回作品として最も合っている。

とにかくドラズは各キャラの個性が最高なのだが、やは
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ドラえもん 2112年ドラえもん誕生(1995年製作の映画)

5.0

「創世日記」と同時上映されたドラえもん誕生秘話のオリジナルストーリー。

数々の原作からアニメ用に独自解釈されているのだが、新たにアニメとして鑑賞すると考えると良い描き方と感じた。

冒頭の藤子先生の
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

5.0

大長編シリーズ第15作にして、劇場版シリーズ第16作。

数々の「ドラえもん」作品の中でも最も難解と言われる本作。

原作たは異なり、数々の伏線と回収、難解ポイントがあるのだが、それよりもひとつの映画
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ドラミちゃん 青いストローハット(1994年製作の映画)

4.0

ドラミちゃんシリーズ第4作にして最後の作品。

大長編と併映されてきたこのシリーズだが、最後と思うと寂しい。

ドラミちゃんの可愛さと誠実さが際立つ本シリーズだが、最後はセワシくん達は登場せず、ひとり
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ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993年製作の映画)

5.0

大長編シリーズ第14作にして、劇場版シリーズ第15作。

大長編シリーズの中でもトップクラスで好きな作品だが、アクション場面が多いのでやはりアニメ化にも向いていた。

旅行に行きたいのび太に待っていた
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ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!(1993年製作の映画)

4.0

ドラミちゃん映画シリーズ第3弾。

今回もセワシくんの思いつきから冒険が始まるのだが、「のび太の恐竜」のようにやはりペット、生物の大切さを可愛く、そして面白く描いている。

アントンとえい助の関係性に
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ドラえもん のび太と雲の王国(1992年製作の映画)

4.0

大長編13作にして、劇場版第14作。

のび太の純粋で素敵な気持ちから雲の王国と言う夢のような舞台を描いた作品。

雲の上に王国を作るところは夢があってワクワクする展開だし、なんだか子供の頃の遊んでい
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コズモポリス(2012年製作の映画)

4.0

ロバート・パティンソン目当てで以前から鑑賞したかった作品。

とにかく難しくて理解しづらい会話が続く会話劇といった内容で、かなり観る人を選ぶ作品だった。

ただ個人的にはよく分からない事が多いながらも
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ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

5.0

大長編シリーズ第12作にして、劇場版シリーズ第13作。

CGによるオープニング、しずかちゃんが昔ながらのヒロインらしく捕われる、ドラえもんのひみつ道具が使えない、等新しい試みが盛り沢山の本作。

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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.0

ロバート・パティンソンが出演している為、鑑賞。

ストーリー自体はそこまで惹かれるものはなかったが、独特のテンポ感と山を中心とした田舎の舞台、そして役者の重厚な芝居が良かった。

大体タイトル通りの内
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ドラミちゃん アララ・少年山賊団(1991年製作の映画)

4.0

ドラミちゃんの映画シリーズ第2作。

なかなかアニメに登場しないセワシくんが登場。

のび太以上に問題があると思われる戦国時代ののび平をまともにする為にドラミちゃんを派遣する話だが、やはり個人的に戦国
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ドラえもん のび太とアニマル惑星(1990年製作の映画)

4.0

「大長編ドラえもん」シリーズ第10作(劇場版第11作)。

本作では動物のようなキャラ達が住んでいる謎の惑星が舞台と言う事で、少し夢があってファンタジー要素のある内容。

「ツキの月」と言うチートレベ
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

■2回目(2024/9/19)
他の「ハリポタ」シリーズたは一線を画す異色作。

マルフォイの挙動とダンブルドア&ハリーによる探偵開始は通常運転だが、その後に結構長い間ラブコメパートが続く。

最初鑑
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ドラえもん のび太の日本誕生(1989年製作の映画)

5.0

「大長編ドラえもん」第9作(劇場版第10作)。

大長編の中でも1,2を争うくらい大好きな作品だが、アニメ版も最高だった。

皆が家庭等の悩みによって家出をする、しかし今の日本で地主のいない土地はない
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ドラミちゃん ミニドラSOS!!!(1989年製作の映画)

4.0

ドラマちゃん、そしてミニドラが主役の短編もの。

のび太やジャイアン、スネ夫の子供達がメインキャラになっているところも新鮮で面白いが、なんせミニドラが可愛い。

話自体はドタバタ系で軽く観れるノリ。
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

4.0

韓国で大ヒットした韓国映画らしいアップテンポなアクション作品。

冒頭からイソンセンニムと言う謎の存在がとにかく名前だけ出てくるところがスパイ味が強くて惹きつけられる。

あまり多くを描かず、想像させ
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ドラえもん のび太と竜の騎士(1987年製作の映画)

5.0

「大長編ドラえもん」シリーズ第8作。

前作に続き、本作も「すこし・ふしぎ」を越えた壮大なSFストーリー。

地底に住んでいる地底人、地球では絶命した生物が暮らしていると言う設定が良いし、「マルバツ占
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ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

5.0

「大長編ドラえもん」シリーズ第7作。

タイトル、ポスターの通り、いつもの「すこし・ふしぎ」ではなく結構本格的なSF作品。

原作を読んだ時に一番映画化が合うなと思ったが、期待通りマッチしていた。
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龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

4.0

北野武監督作品第17作。

今まで描いてきたやくざとは違い、老年の元やくざを描いたコメディ。

元やくざ達vs詐欺集団という事でとにかくテーマが最高に面白いのだが、意外と本編はテンポが良い感じの作品で
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アキレスと亀(2008年製作の映画)

4.0

北野武の監督第14作にして、芸術3部作の最後。

子供の頃から芸術だけを考えて生きてきた男の半生を描いた作品だが、暖かさと共に現実の厳しさ、親の影響等、考えさせられる事が多い。

まず親の影響は子供の
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素晴らしき休日(2007年製作の映画)

3.0

映画館をテーマにしたショートフィルムオムニバスの一作。

あの「キッズ・リターン」を観ているモロ師岡と言う構図がファンにはたまらない。

監督・ばんざい!(2007年製作の映画)

4.0

北野武監督作品第13作であり、芸術3部作の第2作。

まるで北野武本人を描くドキュメンタリーのようなフィクション、そしてコメディ作品なのだが、前半の本気度がある意味凄い。

自身の監督業の方向性、次作
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

5.0

ヒットメーカーのリュ・スンワン監督によるソマリアのモガディシュからの脱出を描いた作品。

韓国映画得意の政治もの、そして前半のゆったりした展開が後半に効いてくる作品と言う事で正直目新しさは無かったのだ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.0

ニノが出ているので鑑賞したが、内容に関しては全く面白くなかった。

と言うか良く分からなかった。

原田眞人監督作品は何作か鑑賞したが、いずれ面白くない。

「燃えよ剣」「ヘルドッグス」「バッドランズ
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ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

5.0

大長編ドラえもんシリーズ第五作。

もしもボックスによって出来上がった魔法の世界が舞台と言う事でその世界観だけでもワクワクする。

折角魔法の世界を作ったのに魔法が使えないのび太の成長、そして皆の正義
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サラブレッド(2017年製作の映画)

4.0

アニャ主演映画につき、DVDを購入して鑑賞。

お金持ちのお嬢さんと貧しい生活をしていると思われる女子の物語な訳だが、お互いが惹かれ合い、思わぬ方向性に話がゆっくりと進んでいくところが面白かった。
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目撃者(2017年製作の映画)

4.0

殺人現場の目撃者となった主人公を描いたサスペンス。

とにかく保守的に動く主人公を演じたイ・ソンミンが上手すぎて恐らくほとんどの人がイライラする作品。

しかし脚本の面白さと見せ方のうまさで終始画面に
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.0

イ・ビョンホン主演による破滅した世界の中での話。

生き残りを掛けたマンション内での生き方、争い等を描いたエンターテイメント作品だが、考えさせられるテーマもあり、終始わくわくしながら鑑賞していた。
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犯罪都市(2017年製作の映画)

4.0

マ・ドンソク主演による「犯罪都市」シリーズ第一弾。

街に突如現れた新組織と強力班の戦いを描くとても分かりやすいストーリーだが、とにかく存在感抜群のマ・ドンソクによる強さとコミカルさ、脇を固める役者の
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

5.0

富裕層向けの料理メニューを通じたホラーテイストな作品。

予備知識無しでアニャ目当てで鑑賞したのだが、タイトルからは想像も付かないホラー展開で驚いた。

冒頭の倒れた木、料理を食べに行くだけで島へ行く
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くまのプーさん/完全保存版 II ピグレット・ムービー(2003年製作の映画)

5.0

自分の存在意義に悩んだピグレットを探す話。

いつも優柔不断で弱々しいピグレットだが、正に縁の下の力持ち的存在である事を描いていた作品だった。

相変わらず100エーカーの森らしいおっとりしたお笑い要
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.0

アニャ出演のホラー作品と言う事で鑑賞。

よく聞く「新感覚ホラー」と銘打った作品だが、珍しく正にその通りの面白さだった。

田舎暮らしを始めたマローボーン家だが、観ていてもなにかスッキリしない靄がかか
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

5.0

「ミッション・インポッシブル」シリーズ第七弾。

公開前からトム・クルーズによるバイク飛び降りシーンのメイキングが話題となった作品だが、相変わらずアクションありきの撮影なだけあってド派手。

しかし前
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バトル・オーシャン 海上決戦(2014年製作の映画)

3.0

日本で言うところの慶長の役を韓国目線で描き、且つ海上戦を描いた作品。

チェ・ミンシクやリュ・スンリョンと言った豪華キャスト、且つ韓国国内の歴代興行収入1位と言うところで期待していたが、そこまで大きな
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