花菜まるゆーさんの映画レビュー・感想・評価

花菜まるゆー

花菜まるゆー

正体(2024年製作の映画)

5.0

WOWOWドラマ版を鑑賞していたのもあって、前からずっと気になっていた藤井道人監督版の「正体」。

ドラマ版も面白かったが、本作は映画として面白い要素全てが盛り込まれていると言っても過言では無い面白さ
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リアリティ(2023年製作の映画)

4.0

シドニー・スウィーニー目当てで鑑賞。

とある女性リアリティ・ウィナーが急にFBIの取り調べを受けるサスペンス。

FBIの実際の尋問記録をほぼ確実に再現していると言うのがとにかく凄いのが、その前触れ
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

4.0

通常物件にする為に一定期間事故物件に住む仕事をするひとりぼっちの女性の話。

何が面白いかと言うとこのエライザ演じる御子は幽霊が見える点。

よって必然的に幽霊と暮らす事になるのだが、その幽霊との掛け
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はたらく細胞(2024年製作の映画)

4.0

体内の細胞を擬人化すると言う発想が凄すぎる作品。

赤血球や白血球等、数々の細胞が個性溢れるキャラクターとして体内で働く様子を描いているのだが、そこにアクション要素やヒューマン要素をうまく落とし込んで
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バリー(2016年製作の映画)

4.0

アニャ目当てで鑑賞。

バラク・オバマの大学生時代を描いた作品。

いわゆる伝記ものに該当すると思うが、内容としてはひとりの学生の葛藤やコンプレックス、そして主義主張を日常的に描いている。

あえて政
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

4.0

アニャ目当てで鑑賞。

西洋貴族とアニャと言う最高にマッチする組み合わせだけでも最高だが、思っていたより内容も面白かった。

何不自由ない主人公のエマは、余計なお節介なのか、はたまた娯楽なのかは分から
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キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱(2019年製作の映画)

3.0

アニャ目当てで鑑賞。

かの有名なキュリー夫人だが、恥ずかしながらあんまり詳しく知らなかった為、斬新な気持ちで鑑賞出来た。

若干「オッペンハイマー」感もあり、緊張感と科学の怖さがある。

アニャはな
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リライト(2025年製作の映画)

4.0

エライザ、阿逹慶主演による青春タイムリープもの。

タイムリープものもネタ切れでは無いかと思っていたが、本酒はなんとも斬新な脚本で面白かった。

主役ふたりによる恋愛タイムリープと思っていたが、想像の
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エコー・バレー(2025年製作の映画)

4.0

シドニー・スウィーニー目当てで鑑賞。

AppleTV限定という事で本作の為に加入したが、最初から最後までしっかりと楽しめるサスペンスだった。

久しぶりにシドニー・スウィーニーにハマっている拗らせ系
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マイ・ハート・パピー(2023年製作の映画)

4.0

わんちゃんを題材にしたヒューマン、コメディ韓国映画。

珍しく現実の厳しさやグロさ、辛さ等を全面に出したものではなく、ほっこりする韓国映画だった。

そしてほっこりだけではなく、家庭を持つ心、犬に対す
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悪霊館(2018年製作の映画)

3.0

シドニー・スウィーニー目当てで鑑賞。

いわゆる「エクソシスト」系の作品だが、あまりホラー作品は鑑賞しないので、色々と新鮮で楽しめた。

ただやはり特筆すべきはシドニー・スウィーニーの存在感と芝居。
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

4.0

シドニー・スウィーニー、グレン・パウエル主演による90年代王道ラブコメのような作品。

あり得ない展開が続くラブコメだが、これこそ理屈抜きに楽しめる90年代ラブコメ。

終始明るい描写や分かりやすい小
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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

4.0

「ミッション・インポッシブル」シリーズ第8作にして、シリーズ初の続きもの。

前作「デッドレコニング」の続編という事で期待の大きい一作だったが、流石に長かった印象が強い。

前作と合わせると計6時間近
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深い谷の間に(2025年製作の映画)

5.0

アニャ・テイラージョイ目当てで鑑賞。

AppleTV配信限定と言う事でなかなか観れる機会が無かったが、やっと鑑賞。

配信限定では勿体無さ過ぎるくらい面白くて大好きな内容。

凄腕のスナイパーふたり
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

5.0

久しぶりにマーベル作品を鑑賞。

特殊能力を持ったヒロイン達を描くのかと思いきや、その可能性があるヒロイン達を描く内容が「アンブレイカブル」のようで斬新で楽しめた。

ダコタ・ジョンソン演じるキャシー
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観察者(2021年製作の映画)

4.0

シドニー・スウィーニー主演による現代版「裏窓」と言った作品。

サスペンス要素と性的要素が入り混じった本作だが、ついつい他人事とは言え覗いてしまう人間な心理を使った展開はとても面白い。

まるで歌舞伎
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ノクターン(2020年製作の映画)

4.0

シドニー・スウィーニー主演による双子姉妹を描いたホラーサスペンス。

妹役を演じるシドニー・スウィーニーが魔力が秘められているような本を手に入れて、あれやこれやと成功を掴んで行く話だが、想像以上にに好
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ザ・ウォード/監禁病棟(2010年製作の映画)

3.0

邦題の通り、精神病院に監禁された少女達の話。

この手の精神面にフォーカスを当てたサスペンスやホラーは好きなので、オチも含めて楽しめた。

シドニー・スウィーニー目当てで鑑賞したのだが、いつ出るのかと
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フェイク・ガール 偽りの少女(2018年製作の映画)

4.0

シドニー・スウィーニー目当てで鑑賞。

寄生虫的な展開が好きだし、何と言ってもシドニー・スウィーニーの存在感が際立っていた。

目つきや喋り方だけで悪役として侵食していく様子が伝わってくるのが凄い。

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

4.0

公開時よりずっと鑑賞したかったケンティー主演作品。

ケンティー、堤真一、エライザ等好きな役者が揃っているだけで嬉しいが、すぐにキャラ設定が分かる冒頭の描写がとても良い。

また話自体も分かりやすい箇
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=LOVE 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT THE MOVIE(2025年製作の映画)

5.0

1番の推しである花菜ちゃんがいるイコラブの7周年ライブの映画化。

とにかく最高!イコラブ最高!!!
花菜ちゃんとのツーショの後だから、テンション上がりまくり。

ScreenXで鑑賞した為、まるで現
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

90年代の青春を振り返る女性達を描いた作品。

韓国で大ヒットした作品のリメイクだが、まさにドンピシャ世代なので流れる曲を聞いてるだけで泣きそうになる。

内容自体は現代のヒューマン要素強い部分と過去
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仮面病棟(2020年製作の映画)

4.0

坂口健太郎、永野芽郁主演による病院内のみを描いた密室系サスペンス。

ひとりのピエロによって巻き起こる人質事件な訳だが、最初からなんだか不自然さを感じる不安感が観ている人の心を揺さぶって面白い。

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ファミリア(2023年製作の映画)

4.0

役所広司、吉沢亮、佐藤浩一等が出演している重厚なヒューマンもの。

予備知識一才無しで鑑賞した為、一体どのような話になっていくのかドキドキしながら鑑賞したが、想像外の話で進んでいき楽しめた。

このよ
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映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

4.0

すみっコちゃんの映画第三弾。

相変わらず可愛すぎて癒されまくる本作だが、なかなかの感動作でもあった。

前半のホラーテイストのある怖さも良いし、後半の描写は絵も綺麗だし、展開も素晴らしかった。

ザ☆ドラえもんズ ムシムシぴょんぴょん大作戦!(1998年製作の映画)

4.0

「ドラズ」シリーズ第3作。

本作ではいよいよドラズ達の卒業試験。

短めの作品ではあるが、ドラニコフの個性と良さが出ていて良かった。

帰ってきたドラえもん(1998年製作の映画)

5.0

ドラえもんの中でも屈指の名作と言われる人気エピソード「さようなら、ドラえもん」と「帰ってきたドラえもん」をひとつにまとめた短編映画。

何も文句の付け所がない素晴らしい作品。

これぞ涙無しには観れな
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ドラえもん のび太の創世日記(1995年製作の映画)

5.0

大長編シリーズ第16作にして、劇場版シリーズ第17作。

のび太の夏休みの自由研究として地球を作ると言うとんでもない話。

本作は他の大長編と比べて、最後の方にならないと敵の正体か分からない不気味さが
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

とにかく都合が悪くなると逃げる男。

そんな誰もが観ていてイライラする男が主人公だが、何故だか彼の生い立ちや人間関係が気になる作品だった。

それは彼本人もしかりだが、彼を
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海は見ていた(2002年製作の映画)

4.0

黒澤明が残した脚本の映画化。

岡場所で働く遊女達を描いた作品だが、全体的にゆったりとした展開ながら、ひとつひとつの話がとても面白かった印象。

特に遠野凪子演じるお新の恋物語は房之助、良介いずれも感
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オアシス(2002年製作の映画)

5.0

イ・チャンドン監督による究極の恋愛映画。

「ペパーミント・キャンディー」を鑑賞してから気になって仕方なかった本作。

期待を大きく上回る…もとい斜め上を行く素晴らしい作品だった。

人生うまくいかな
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

5.0

「怒りのデスロード」で大活躍したフュリオサの過去を描いた作品。

フュリオサを演じるのがシャーリーズ・セロンからアニャへ変わっているところか大きな変更点ではあるが、作品のテイストも「怒りのデスロード」
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

ジョン・ワッツ監督版「スパイダーマン」シリーズ第2弾。

やはり前作同様MCU要素が多い点は残念だが、アクションエンターテイメント作品として文句無しの面白さだった。

昨今によくある小難しい脚本は無く
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野郎どもと女たち(1955年製作の映画)

4.0

マーロン・ブランド主演による有名なミュージカル作品の映画化。

ギャンブル好きの男達を中心に恋愛、仕事、人生等、分かりやすいテーマを爽快な音楽と共に描いているのだが、ストーリー自体がとても面白かった。
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.0

ロバート・パティンソン主演という事で鑑賞。

ストーリー自体は障害者の弟と共に銀行強盗をした兄の逃走劇と言ったとてもシンプルなものなのだが、格好良さと最高なカメラワークに描写、そして疾走感が凄い作品だ
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Broken Rage(2024年製作の映画)

4.0

北野武監督20作目、そして初の配信限定作品。

1時間弱という事で配信向けにキュッと短めにまとめた印象だが、個人的には初期北野武作品のような展開、描写が続いて楽しめた。

勝手な想像だが「スマホとかで
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