sai

ユリシーズの瞳のsaiのレビュー・感想・評価

ユリシーズの瞳(1995年製作の映画)
3.5
“1948年 おめでとう”

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の動乱の中、幻のフィルムを探して彷徨う1人の男の物語。

おはずかしながら、時代背景をあまり知らないので最後までかやの外でした(笑)

しかし、現実と過去、そして幻想の入り交じる演出は、とても面白かったです。あと何かの儀式めいた人々の行動とか。
個人的にテオ・アンゲロプロスは、回想シーンを撮る天才だと思いました。
ですが、わかりやすさで言えば『永遠と一日』の方が好きでしたね。ほかのテオ・アンゲロプロス作品も挑戦してみたいです。
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