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緑の光線のneroliのレビュー・感想・評価

緑の光線(1986年製作の映画)
4.2
■仏作家、ジュール・ヴェルヌ氏の小説「緑の光線」■
 
 
仏作家、ジュール・ヴェルヌ氏の小説「緑の光線」より。
 
水平線に太陽が沈む一瞬に発するとされる「緑の光線」(グリーンフラッシュ)を目撃すると、自分と他人の心の中が見えるようになるという言い伝えが、新聞に記載された。
 
記事を元に主人公たちは水平線を探す旅に出ると言う話の恋愛小説。
 
 
本作ロメール監督の『緑の光線』の最後で、このお話と絡ませた展開となる。
 
 
 

■ジュール・ヴェルヌ氏の名言通りのラストに〜♡■
 
 
仏作家、ヴェルヌ氏が父親に宛てた手紙の一節に、以下の名言が書いてあるそう。

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
 
 
本作『緑の光線』も同様の展開。
 
主人公デルフィーヌは、恋愛関係がうまくいかないし、ある夏のヴァカンスもなかなかうまくいかなかった。
 
 
しかし、いい(恋愛)結果を想像すると、いい結果が待っているものです〜
 
ラストの展開、本当に良かったです〜♡
 
エリック・ロメール監督のステキな映画でした〜🎬
 
 
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