所々リヴェットだし所々ロジェだし、でも(だから?)ロメールだしで全部乗せ丼みたいな、とは安易に言わせない何かが有るのはお爺ちゃんお婆ちゃんが語る『緑の光線』の挿話がたまらなく神秘的なせいか。ベジタリ…
>>続きを読む爽やかな夏の美しい風景と周りの穏やかなヴァカンス。楽しみにしていたしなんとか楽しみたいけどうまく出来ない私のヴァカンス。そのギャップとロメールならではのナチュラルな空気感が絡み合って、リアルな居心地…
>>続きを読む孤独な人は、孤独な自分が好きなのだ。
他人に絶望したふりをして、ひとりの自分を慰める。
誰もいない海に自分を重ねて泣く彼女。
わずかでも希望が残っているからこそ、涙は流れる。
彼女が、いや私たちが…
鬱々となって情緒不安定なデルフィーヌ、困っちゃうけどなんか憎めない。というか大人になるにつれて鬱陶しさが減ってかわりに背中を撫でてあははって笑い飛ばしたい気持ちが増してきた。江國香織が海外に行く時に…
>>続きを読むロメールの85年作品。16ミリ。脚本はなく、即興でロメールとマリー・リヴィエールで台詞が造られた。太陽光撮影はフィリップ・ドマール。「緑の光線」という店は偶然の発見。観る者までも幸せにする、ロメール…
>>続きを読むエリック・ロメール監督
"喜劇と格言劇" シリーズの5作目でありヴェネツィア映画祭金獅子賞受賞作である監督の代表作の1本。
エリック・ロメール作品に多く出演することでも知られるマリー・リヴィエール…
理想の出会いを求めた女性が、最後それらしきものを見つける話。
恋はしたいけれどナンパ男は嫌だし、知的な男がいいし、と選り好みをした挙句バカンスの最後に日没に束の間緑の光線が光るようにして理想の男を…
最高のバカンスを過ごしたいのに相手がいない!
やっと惹かれる人に出会ったときも、女友達に話すようなネガティブな悩みばっかり話してて、主人公のダメっぷりさが光る。
友人たちにダメだしされつつ、文句言っ…
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