ヴェスパー

緑の光線のヴェスパーのネタバレレビュー・内容・結末

緑の光線(1986年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

この映画を観るのを楽しみにしていた。以下かなりのネタバレあり。
観ていてヘラヘラ笑ってしまうのだが劇場内の誰も笑っていないのでちょっと堪えた。
いやぁもう私捻くれてるのでめちゃくちゃ面白かったです(笑)
ロメール監督って男性ですよね? 松山千春以外でこんなにも女心をわかる男性が居るのだなーと感心(?)しました。

気持ちはわかるゾ、デルフィーヌw でもそんなに辛いか。もう、ちょっとメンヘラ気味じゃないか。

ナンパしてくるバカは嫌、誠実な人から声をかけられたい。的な。
もうラストですよね。どれもこれもあんなに嫌だったのに身綺麗なまともそうな男性(あ、本の趣味も一緒♡)との出会いで今までとはうって変わってもはや自分から声をかける。自分からついていく。そして自分の赤裸々な重〜い話をしてまた泣く。こちら(観客)はもーやめとけ‼︎wwと苦笑いもいいとこだが、とりあえずまぁ男はそこまでドン引いていないようで…。よかったね(;▽;)
そして最後の最後、緑の光線に全てを賭けていてまじで本気になっているあの姿…おおお。

ベジタリアンなのかわからないが好き嫌いが多いのも人としてマイナスポイントだゾ。ベジタリアンならばそうとだけ言えばいいのに自分的には素敵な自論を披露してみんなドン引いてるのに1人だけその空気に気づいてないし、ヨットは酔うから嫌だの何だのといちいち面白味のない空回り女である。しかし自分でも自分には切り札がないとかわかっているのが意外だった。それでも自分の何が悪いのかはわからないんだね……本当に痛々しくて可哀想。早く、一刻も早く気づいてもらいたい…。


言いたい事は多いがこの辺にしておこう。
デルフィーヌよ、私にもたくさん思い当たる節があるのに(あるからこそ!)悪口ばかりごめん。(-。-;