たかた

緑の光線のたかたのレビュー・感想・評価

緑の光線(1986年製作の映画)
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アマンダ・ラングレを除く、ロメール作品における歴代ヒロイン達がわちゃわちゃ会話するシーンが最高。ひどく客観的であろうと思うのに、気難しくすぐに泣いてしまうデルフィーヌに対して、いつの間にか共感を抱かざるを得ない状況に追い込まれおり、挙げ句の果てには彼女の幸福を祈ってしまう。内向的な主人公に観客を寄せるロメールマジックに、やはり驚く。
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