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緑の光線のネットのレビュー・感想・評価

緑の光線(1986年製作の映画)
4.5
あ〜最高だ〜!やっぱりロメールは面白い!お茶目!意地悪!
罪悪感なしに肉食ってる奴なんてダメと主人公に語らせておいて、画面は肉をバクバク食べてる子供達を映したり、周りから「つまんねえ奴だな」とか言われた後に海で一人ブラつく主人公を映したり。最後のバカンス地、テーブルの対岸での止まらない会話…死にたくなる。
で、あのラスト。こっちまで優しい気持ちなってくる。

デルフィーヌの気持ちはよーわかる。絶対的な孤独は辛いが、みんなといると相対的に孤独になってしまいこれまた辛い。旅行には行くけど、まあ別にそんなに楽しいもんでもないしな、みたいな感覚。泣きながら語る時の言葉はほとんど共感できる。
とにかくデルフィーヌがかわいい。バカンス一日目で早くも男を見つけてキャピキャピするおばさまが超かわいい。
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