ヒラリー

緑の光線のヒラリーのレビュー・感想・評価

緑の光線(1986年製作の映画)
3.8
こういう女いる~~~~~~~いや私はいつも一人で行動するから知らんけど~~~~~
何故こうも的確に女の面倒臭いところを突いてくるのか…
長期休暇を過ごすのを断られ、どっか行きたいけど提案されたところはイヤイヤ
いざ誘われて行ったとしてもこの男は妖しいから嫌、肉は食べないの卵も食べないのと、いきなり空気の話されて乾いた笑いが出た。
私も前に初海外の友達連れてプラン何通りか出したのに現地で全部イヤイヤ言われて怒ったことを思い出した。
でも本作に出てくる友達ってみんな親切。
キツいこと言ってもそう、勝手にしたら!って言ったりしない。その前に彼女が逃げる。
あの子は男と二人で帰りたかったろうに…
ちょっと出ては旅先で楽しめずパリに戻りを繰り返し。
ブカブカ脇見せ筋肉男めっちゃ苦手やから出てくるだけで不快だった…
これが綺麗目ならまだ許せた。フランス映画では男が女追い掛け回してるのよくあるし。
どの友達も一緒に過ごしましょうになかなかならないの、事情もあるんだろうけど分かってるからなんだろうな…
ちょっと一緒に居るのはいいけど長時間は無理みたいな。
それが果たして友達と言えるのかは置いといて。
ビーチでナンパ待ちみたいな体でいても誰も声掛けてこないってか一人で行けるの強いな。
てか1人でビーチ行けるのに旅行には難色を示す女、難し過ぎない?前者難易度高いでしょ。
ビーチでトップなしで駆ける少女の後ろ姿にこの水着はどうなってるのかとぼんやり見てたのも束の間トップレス美女登場で5度見した。
自分もあのノリについていけたらいいけど無理なら同じ空間にいるだけでしんどい。
が、もっと上手い事逃げなきゃなぁ。一生会うこともないから逃げたのかもしれんけど。
自己嫌悪に苦しんで泣いてもこればっかりは他人のせいじゃない。
結局は自分で決めて動くしか彼女の気は収まらないのでは?
全てを包み込んでくれる人なんて神様くらいしかいないんじゃないかな…でもいたか、いたな。
夏の間は見れない緑の光線
見れた、という達成感のような。その時偶然自分が誘った彼が隣にいただけ。
見ながらいやいや面倒臭い…って思いながらも彼女を嫌悪する事は出来なかった。少しくらいは気持ちが分かるからかな。
緑の光線って本当にあんななの?生きてるうちに見たい。
ヒラリー

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