えいこ

緑の光線のえいこのレビュー・感想・評価

緑の光線(1986年製作の映画)
3.8
学生の頃に初めて観たエリック・ロメール作品。まだ自分を持て余してた頃に、まるで自分を見ているようで痛々しく、だからこそ最後の景色に救われた。

恋人は欲しいが、ガツガツするのは嫌。ひとりでも平気といいながら、めそめそ泣く。デルフィーヌがひとりで座っているシーンは切ない。若い頃はありがちだが、自意識過剰と臆病が同居して、まあめんどくさい系。加えてフランス人はよく喋る。

年をとってやっと距離を置いて鑑賞できるようになりました。
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