映画が無料公開されていたので見てみた。仮面ライダー映画の中でも評価が高くて期待していたが、仮面ライダー映画の中では、という前置きあってのものだった。
内容はテレビシリーズ放映中だったからか、世界観が大きく違っていた。スマートブレイン社の暗躍で世界はオルフェノクが多数派になっており、真理や草加は人間解放軍としてゲリラ的に戦っていた。そこに新たなライダーオーガが現れる。ゼロ年代特有の終末的世界が描かれていて、これは結構好きだった。「バトル・ロワイヤル」とか「ドラゴンヘッド」などなど。
そんな中、記憶を失っていた乾が現れ、彼らを救う。しかし、スマートブレインは木場を騙して乾を憎ませ、ライダーサイガの力を与え、解放軍を壊滅させようと企むのだった。
木場の騙し方がお粗末過ぎるのと、テレビシリーズの熱い展開を見た後だったのでガッカリ感が半端なかった。どうせなら乾みたいに記憶改竄の設定にすればいいのに。。ただ、さいたまスーパーアリーナの満員のエキストラの中繰り広げられる戦いはアツいし、唯一無二だ。