このレビューはネタバレを含みます
刑務所に行きたいか、それとも家に帰りたいか。
狼を倒せるのは狼だけ。
警官であることをいいことに、人を虫けらのように扱い、自身の借金返済のため強盗殺人も厭わない悪徳捜査官アロンゾ。
そんなベテラン捜査官と組み、はじめは大きな悪を滅ぼすためならと目を瞑っていた新米刑事ジェイクも次第に疑心暗鬼になる。
デンゼル演じるアロンゾ刑事の凋落っぷりが痛快。
アロンゾが"マジックアイ"と称するジェイクには捜査官としてだけではなく、人として、警官としてものの見方、人を見る目があったと言える。
ジェイクが自身の正義感により自身の窮地を脱するところが個人的にハイライト。