足らんティーノ

キャット・ピープルの足らんティーノのレビュー・感想・評価

キャット・ピープル(1942年製作の映画)
3.6
まさに"豹変"するシーンが、直接的には描かれないことで、単なる恐怖映画にならず、少女の言動は、嫉妬心や男性への恐怖心の表出とも解釈できる、たくみな心理描写がなされている。

夫の愛人が夜道で追われるシーンが印象的。

〈メモ〉
当時は第二次世界大戦の最中で、ハリウッドにはフランスやドイツから映画人が逃げ込んでいた。監督には雰囲気描写のうまいフランスのジャック・トゥールヌール(ターナー)を採用し、フランスの人気女優シモーヌ・シモンが主演する。

RKOが、フランケンシュタイン、ドラキュラ、狼男のようなユニバーサルのキャラクターホラーに対抗して製作した。

2022-483/字幕
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