くろいひと

キャット・ピープルのくろいひとのレビュー・感想・評価

キャット・ピープル(1942年製作の映画)
2.8
古典的なホラーサスペンス。

夜の道やプールでの迫り来る恐怖の表現や、黒豹の出現シーンの現実と妄想のシームレスな構成など、シーンによっては面白い工夫も見られるが、全体的には低調。
それは表現方法がすでに古くなったということだけではない。
ヒロインがみずからの血のルーツという過去に絡め取られていく、その過程がていねいに作られていないことによるリアリティの欠如が残念。
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