Haruki

毒薬と老嬢のHarukiのレビュー・感想・評価

毒薬と老嬢(1944年製作の映画)
4.4
孤独な老紳士を天国に送りたいという思いに囚われ、連続殺人を犯している老姉妹の姿を描いたブラック・コメディ。

起こっていることはかなり異常で恐ろしいが、コメディ的な演出と脚本、演技によって笑えるスリラーになっている。

ドタバタですれ違っていく展開は楽しくアイロニック。

光と影を効果的に利用した撮影は印象的。

ケイリー・グラントは特にすごい。
彼のイメージにかけ離れたコメディ演技を見せてくれている。
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