てぃだ

BUG/バグのてぃだのレビュー・感想・評価

BUG/バグ(2007年製作の映画)
3.3
追悼、ウィリアム・フリードキン

おれは一体
何を見てるんだ

という気分になる映画である。
マイケル・シャノンと
アシュレイ・ジャッドが
どんどんおかしくなる。
(特にいつもただでさえ怖いシャノンが
ますます怖くなる)

愛する人が狂気に変貌していく様を
側で見る恐怖
みたいな感じはぞわぞわくるけど

そのスイッチ?が入る瞬間が
2人が身体を重ねたこと

みたいな感じなのが何だか面白い。
スイッチは実は
気づかなかっただけで
もともと入ってた
のかもしんないけど


心を通わせるようになったから
余計に見えるようになっただけかも
しれないけど
それまでは
そんな兆しがあまりなかった男が
あのSEXからスイッチが
入ったように思える。

これはラブロマンスなのか
なんなのか。

我々の脳は
自分の信じたいものだけを信じ
目は
みたいものだけを見せる
ってのはよく言ったもので
てぃだ

てぃだ