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アタック・ザ・ブロックのrurのレビュー・感想・評価

アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)
3.8
0.99$レンタル対象品だったので! WALKとどっち見ようか迷ってこっち! 結果正解!

宇宙人vs地元のワル、バットや日本刀片手にキモい宇宙人と戦っちゃうぜ的な!

この宇宙人がシルエットに口だけ蛍光色、それも後から書き足しましたか的な適当な造形なんスけど、ワルたちの普段の会話がなんかラップっぽいバカっぽさで趣あるし、いきなり宇宙人に花火ぶん投げて痛めつけて殺しちゃったり、ヒロイン(?)をカツアゲしたりと、もうこいつら誰が死んでも俺大丈夫! みたいなスタンスで気軽に楽しめた! おねえちゃんが神経質に泣き叫ぶホラーや、なんかイケメンがイケてることしてへんな音楽で盛り上げるホラー(?)はどうにも嫌いなんだけど、ワルたちがゲヒャゲヒャ笑いながら殺されていくホラーは割と好き! 怖くないし泣きたくもならないからね! ドライでサクッとくるのがいいね! ゴア描写あんまりないしシナリオに感心するようなところもないけど、へんに感動や恐怖を盛り上げようとするとこ皆無なの良かった。

ヒロイン(?)が割とシリアス正当派ホラーを担おうとしておざなりになってるとこもステキ。ワルとは当然反目しあってるけれどっていうか一方的に被害者だけど、なりゆきで助けてもらっちゃってたりして、(いやでもそうとう危ない橋わたっていたけれど)友情っぽいとこ芽生えるのも自然っちゃ自然だし。ラストにもまぁ納得。いやでもあの大殺戮の責任を着せられたら生きて出られないぞ…。

しかしなぜ宇宙人があのマンションだけを集中的に狙っていたのか英語力足らなくてよくわからなかったぜ! 動物園オタクっぽい人がフェロモンだの何だのと解説していたような気もするけど。

でもロッテントマト90%は「え」って思う。
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