ぱらいそいんへるの

卒業のぱらいそいんへるののレビュー・感想・評価

卒業(1967年製作の映画)
2.7
2022/01/31鑑賞:
@ザシネマ:

サイモン&ガーファンクルの音楽と有名なラストシーンだけの知識だったけれど今回タイミングが合ったので鑑賞。

なんとなく、D・ホフマンが女性と出会う→なんじゃかんじゃあって二人離れ離れに!!→結婚式に乱入して花嫁を強奪!!
みたいな展開を思い描いていたのですが…。

い や い や こ れ ま た ど う し て 。

主人公ベンは親父の同僚の奥さん(ロビンソン夫人)と爛れた肉体関係を持っていながらもその家の娘エレーンを好きになってしまい、自分と母親の関係がバレた後でもストーカーまがいにエレーンにつきまといエレーンが大学を辞めたと知るとロビンソン家に勝手に忍び込みロビンソン夫人に警察を呼ばれながらもエレーンが結婚する情報を手に入れると式場を探し当てそのまま乱入してエレーンをかっさらって行くことができるアクティブな青年でした!

てかベンってヤバない?

大学辞めたエレーンを探すのに赤いスポーツカーで疾走するシーンが後半連続で入るのですが、この映画が公開された当時(S42年)の人たちはこのシーンを見て頑張れ!負けるな!とベンを応援していたのでしょうか…?

そもそも母親と肉体関係を持ってるのに娘にまで迫るなんてやってることAVですよ。ほんで娘も娘でそんな男を受け入れるなっちゅうねん!

劇中たまーにコメディシーンみたいなのがあります。

本作は僕には合わないと言うか理解が出来ませんでした…。
公開当時はどんな評価だったのでしょうね。