keita

不良少年のkeitaのネタバレレビュー・内容・結末

不良少年(1961年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリー風にとったフィクション。職業俳優ではなく、本物の不良を俳優に起用している。

それがいいと言ったらそれまでだが、ドキュメンタリー風にしようとしている台詞の後入れや回想シーンの長回しがこの映画を見辛くしている。

最後のシーン、出所した主人公を施設内から撮ることで、シャバも何かの檻があって決して自由ではないことを暗示している。このシーンにより、この作品が不良少年にとっての世の中を不良少年の視点に寄り添ったものとなっていてとても印象に残った。
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