不良少年の作品情報・感想・評価

不良少年1961年製作の映画)

製作国:

上映時間:90分

3.6

「不良少年」に投稿された感想・評価

「銀座の街は歩いたことがないな~、護送車の中から見ただけ…」という不良少年の物語を描いた映画。

冒頭に「この映画は記録的手法で描いているが云々」という文字が出るが、不良少年たちに凄みらしきものは感じられず、さまざまな映画を観てきた現代においては新鮮味なし。

公開当時、2位:黒澤明監督『用心棒』、3位:木下恵介監督『永遠の人』などの傑作群をおさえて、本作がキネ旬1位になったのは、当時はこうした手法が新鮮であったのか?
堊

堊の感想・評価

3.5
「おらぁ銀座を歩いたことがない。護送車の窓から見ただけだ」
モノローグからはじまる冒頭と武満徹の音楽にブチ上がって見ていたが、少年たちの「この野郎」以外何喋ってるかマジでわからん。
『長距離走者の孤独』みたいな映画やった。繁華街の夜景とナンパとタバコ、クソみたいな先輩のシゴキ、過ぎ去りし日の憧憬、ちょいちょいエモい。
亜蘭

亜蘭の感想・評価

-
ナンパしてシカトされた女の髪に火つけるのヤバイな
tjr

tjrの感想・評価

3.8
fuckという単語が頻出する映画がwikipediaでリスティングされてるが、「この野郎」という言葉の登場回数においては本作が最多なのでは、と思ってしまう。
舞台は少年院、ドキュメンタリータッチの割に心の声が聞こえ回想シーン(このシークエンスがまたとりとめなく淡くて良いのだが)まで出るので変な気分になる。
浅井少年の顔が良い。一番好きなのはバー?で2人の少年が煙草で遊ぶシーン。彼らの青春は陽光の下でなか闇の中でもって光り輝く。
菩薩

菩薩の感想・評価

4.1
社会を構成する巨大な三角形のど底辺、彼らが送り込まれる塀の中でも再構築される三角形、縦社会の厳しさ、アウトサイダーの生きづらさ、そして彼らがふと振り返る安らぎの日々。予科から本科へ、むしろそこからが実刑の開始、社会の搾取・被搾取の構図はここでも繰り返され、歯向かう者には私刑と言う名の制裁。罪は悔いても消えぬ、罰を受けても消えぬ、だが彼らは罪の意識を持つ事には成功した。運動会と言う名の狂騒、腹一杯飯が食いたい、ボロボロの軍服を纏った池田勇人、もはや戦後ではない、所得倍増計画の隅で忘れ去られた子供達、それでも前を向き進む確たる意思のもと、踏み出す一歩の力強さ、背中の大きさが胸を打つラスト。にしてもタバコ巻くシーンが本当に素晴らしすぎる。あと水分を含ませて布団で押しつぶしたぺしゃんこのパンw人は誰しも居場所があるって信じたいね。
塀の中の創意工夫はなんでもワクワクするなー
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
主人公のフケ顔だけど時折幼くも見えるのとか周りの連中もいい顔でナイスキャスティングだしよく演出つけたなー。
ドキュメンタリー風なのは代々木忠っぽいなと思ってしまった...。
洗濯班の班長ムカついたわ〜。
年少ジャケットはなかなか渋いな。
作業する様子のバックとか武満サウンドもナイス。
序盤の罪状書いてあるハンコのカット印象的。
終盤のもうすぐ出ますって叫んだときのフロウにもグッときた。
Marrison

Marrisonの感想・評価

4.7
少年院の中で主役の友人でいる役の男の子がイケメンだった。(「煙草」場面撮影のために三日間禁煙したという“高倉級意識”の彼がいてこその、文句なし映画。)
でも、彼に恐喝された被害者さんたちがとても可哀相だった。
milagros

milagrosの感想・評価

4.0
クローズアップされる表情の豊かさにびっくり。優しくも厳しくも、彼らに寄り添う。
タバコにしても、喧嘩にしても、妙にカメラがしつこく回っているので、徐々に体に染みてくる。
生きている人をきちんと見た印象。みんなの顔を覚えてる。
ほし

ほしの感想・評価

3.0
「俺は銀座を歩いたことがねえ。護送車の中から見ただけだ……」

良いのだけれど、方法が先走ってそこまで乗れず。この手は寺山の方が上手い。
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