(デジタル)
こんな環境では更生できるわけないだろうと思ってしまった。
劇中で「コノヤロー」を1000回以上言ってる気がする。
全編に渡って苦手なのだが、スピルバーグの『ウエスト・サイド・ストー…
一年くらい前に見た
「遥かなるParadise」2025.8.11. シネマヴェーラ
見た後に新しくなる映画
これは羽仁進的な映画の作り方の一つの達成という感じがする。構成的に作るのではなく、ドキ…
銀座を走る一台の護送車。東京地検の一室。浅井の二週間にわたる東京少年鑑別所(通称:ネリカン)生活が始まった。思いはシャバに帰る。浅草は生きやすかった。安い飯や遊び、からかう女にもこと欠かない。浅井…
>>続きを読むオールアフレコでリップシンクなどまるで無視しているのがとても不思議な感じ。モノローグのような。キアロスタミ『クローズアップ』のような当事者による事実の再現ではなく創作のよう。冒頭でそのスーパーが表示…
>>続きを読む初羽仁進。ドキュメンタリー作品経ての初劇映画ということで、高い純度の映像とアフレコとのズレでフィクションが立ち上がる感じが歪で面白かった。素人の少年たちの瑞々しい表情がよく、事前に聞いてた大人は判っ…
>>続きを読む矯正施設。こんな感じだったのか。個人的には「廊下にマットを敷く係」があるのが衝撃だった。
木工、キャピックショップの商品に思いを馳せるなど。
息するたびコノヤローと言ってそうな彼ら。何回出てくるか…
「そんなのシカトだよ」というセリフが記憶に残る。サラリーマンをカツアゲするとき「勘弁してくれ、安月給なんだ」と言われて「そんなのわかってるよ」と言い返すのもいい。
タバコの火を起こす場面は『パルチザ…
職業俳優ではなく本物の不良少年を使い、ドキュメンタリー的手法で撮影された作品――と言いつつも、全編アフレコという歪みが興味深い作品。
岩波映画、第1回劇映画。羽仁進の独特な手法が初めて採用された作品…