スギエリ

昼下がり、ローマの恋のスギエリのレビュー・感想・評価

昼下がり、ローマの恋(2011年製作の映画)
4.6
好きすぎて再視聴。そしてしっかり感想書きたいので書き直し。
えりかがイタリア行きたい〜とか、ヨーロッパすき〜って自覚し始めたのはこれみてからかも。
やっぱりほんとうにすきこれ!(笑)モニカ目当てでみたけど、3部作になってて、1.2はモニカでてこない。青年の恋、中年の恋、熟年の恋ってなってて、モニカが出てくるのは熟年の恋。

1は、ローマじゃないよね、田舎?の話。ローマに住んでるカップルのうちの男が出張で田舎町にいくの。その先で…っていうありがちなやつ。
めちゃくちゃ街並みがかわいい。町の人たちみんなが家族みたいな感じになってるの、すごくいいな。日本で考えると『あ〜ナルホドね、地元ラブ系ね』って冷めちゃうけど外国だとなんでもよく思えちゃう(笑)かぶれてるな〜自分(笑)彼氏とテレビ電話(言い方古い?)してる彼女の、彼氏の異変をなんとな〜く感じ取った表情、すごく、グッとくる。あの美女が既婚じゃなくても、結果は変わらなかった?というモヤッと感はアリ。

2個目は、中年の恋。これは恋っていうか、なんかもう休憩というか箸休めな感じ。いい歳こいたおじさんがヤバイ美女(美女だけどヤバイ)に目をつけられて脅迫されまくる話(笑)私の猫になって!ニャーオ!はマジで面白すぎる(笑)最後捕虜になってるのはマジで笑えない…って思うけどビッタンビッタン殴られてるのはこのキャラクター的に笑えた(笑)

そして3つ目、熟年の恋。お待ちかねのモニカです。そしてロバートデニーロ。ほんとうにこれがよすぎる。これをみて、あ、モニカが好きだって確信を持った!けっこうふっくらなんだけど、マジで美しい…
話としては、ローマに住んで2年目の主人公(デニーロ)には、心臓移植した過去と同じアパートに住む友人がいて、その友人の娘が帰ってきてそこで…っていう話。手術の影響もあって、血圧とかに気をつけて生活する日々。穏やかに暮らしてきたのにモニカがきて変わる。ほんとうに優しくて素敵なおじさん…こんなん親子ほど離れてても好きになっちゃうわ…って感じ。いつか来る、死が2人を分かつとき…を考えて1人でめっちゃ泣きそうになってた(笑)

評価あんま高くないけど、イタリアの街並みがめちゃかわいいし、出てくる人たちもみんな美しいし、話も退屈しないし。1と2はオマケって感じだけど、かといって手抜き〜って感じでもなく、軽い気持ちで観れる。3はとても素敵。ぜひみてほしい。
スギエリ

スギエリ