鈴木岳大

ラビット・ホールの鈴木岳大のレビュー・感想・評価

ラビット・ホール(2010年製作の映画)
4.0
一人息子が道路に飛び出し交通事故に遭い、わずか4歳でこの世を去ってしまう。それ以来、2人の心には埋めようのない喪失感が生まれていた。前に進もうとするハウイーとは対照的に、心乱れるベッカは周囲にも辛く当たり散らす。そんなある日、彼女は息子を轢いた高校生を偶然見かけ思わず尾行してしまう。

音楽がとても効果的に入っており
心地よい。
高校生が卒業パーティーに出かけてしまう際のベッカの動揺、そして気が付くと車の中で寝てしまい朝を迎える。パーティーから朝帰りした少年がベッカに気づく。
帰らない妻が、自分のもとから去って行ってしまったかとても不安になる旦那。
そしてエンディングへ。
簡単に心の傷は元に戻らないが、少しづつ
立ち直って行く兆しが見える。