ポロ

ブラザー・ベアのポロのレビュー・感想・評価

ブラザー・ベア(2003年製作の映画)
4.3
ディズニー低迷期に作られた作品。興行収入的には成功しなかったが、ディズニーアニメ屈指の秀作となる。これまで幾度と無くテーマとして扱われてきた「命」を丁寧かつ真摯に物語におこす。エモーショナルでパワフル、そして繊細な感情の機微を描きつつ、ディズニーらしく動物の愛らしさや可笑しさを魅せてくれる。ターザンでも素晴らしかったフィル・コリンズの楽曲達は、本作でも彩りを添え、作品の魅力を更に引き出している。ややこぢんまりしている内容ではあるものの、緻密に作られている。キナイがコーダに全てを打ち明けるシーンは、何度見てもグッと来る
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