ちゃんみう

ブロークバック・マウンテンのちゃんみうのレビュー・感想・評価

3.0
1960、70年代が舞台だから、2005年作成の映画だから、ということを考慮しないと、「....で?」っていう感想で終わってしまう作品
愛の物語というには、ジャックの一方通行だった気がします。ジャックは心底イニスに惚れてたと思いますが、イニスの方はまあそこまでだったのかな....って思ってしまいました。
イニスが当初、テントに入ることを頑なに拒んでいた辺り、元々ゲイの自覚があったんじゃないかな?と思います。ただ、それが自分でも認められなかった。初めて本当の自分になれたのがジャックといるときで、ジャック自体にはさほど思い入れはないのかな....と。
最後、クローゼットに服をしまったのも、今後クローズ(同姓愛者を隠す)で生きていくことの表明に見えて、変わってないじゃん!!って思わず突っ込んでしまいました。
やっぱり、生き方はその時代に左右されるってことなんですかね。。今だったらむしろクールなこととして受け入れる層もいると思うんです....
奥さんが知っちゃうシーンは不謹慎ながら面白すぎて爆笑
ギレンジェイクホールが好きです。影があってほんとにかっこいい