好きな本屋にDVDが陳列してあり、興味を持ったのでAmazonプライムで鑑賞。
同性愛の話だが、個人的には恋愛の映画ではないと思った。言い換えるなら、「社会からの抵抗があろうと個人の願いを叶えられるか」という話だろう。
教育や通説と個人の性質がそぐわない事。
一度の人生に訪れるか、訪れないかという出会いをして、自分の願望を知り、社会からの抵抗を受けてもその願望だけは無視できない。
今作は同性愛の成就という願望であるが、この願望を見る人に合わせて置き換えていけば、この話がどれだけ切なくて美しいものかわかるだろう。
ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールの
20年という時の経過を感じさせる演技が素晴らしい。