わたしの母親の生まれた年代あたりが舞台。
当時は同性愛者というだけで、撲殺されるに至るくらいの空気感があったんやなぁ。
普通に家族を作っておいて「全部置いて一緒になろう」という提案をしているのを見るとグロテスクなほどの自分勝手さって思っちゃったけど、まあ当時は"普通の家族"を形成することに対するプレッシャーが現代とは段違いやったやろうし、そんな中で周囲の期待に応えつつ、自分らしく生きたいって思った結果、自分の心に素直に考えた結果、その選択をするのが正しい！って気持ちになるのは理解できる。
やっぱり、愛する人とは、いま、一緒にいるべきなんだな。仕事や他のことを言い訳にしてる場合じゃない。アルマジュニアの結婚式の話をしているときのイニスはやっとそのことに気づいた感じでよかった。
