潮騒の3skのレビュー・感想・評価

黛敏郎がかなり叙情的な方向に引っ張ってるなと。2人が引き裂かれるシーンなんて、正直これから誰か死ぬんかと思った。でも青春映画的に、画もエモーショナルなシーン多々あったし、これはこれでありか。
焚き火のシーンなんて素晴らしかった。麗しくエロかった…
灯台のラストは、イマなら写真と貝殻で終わらすんだろうがキッスまでいくのは時代だろうか、でも嫌いじゃない、むしろ好き…
でもやはり、粗めのカッティングが多かったのが、胸が痛む。何を言おうとしていたのか。お上の力で削られてしまう民の言葉を思い起こす。