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シンプルメンのooののレビュー・感想・評価

シンプルメン(1992年製作の映画)
3.8
シンプルに生きる。それがいかに難しいものなのか。そして“いま”のアメリカ。軽い淡彩で描かれるが心に良く届く、美しくすべてが映えて愛おしく見える。父と息子の物語を根底にハートリー作品お得意の人間関係の交錯が描かれている。相変わらず画面に映える色彩によって物語に哀愁を感じさせる。当時のメジャーつまりハリウッドが包括しえなかったものをインディーズ映画にて描こうととするのだが、ゴダールの再生産は失敗としか言えない。
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