ゆっきー

天国の門のゆっきーのレビュー・感想・評価

天国の門(1980年製作の映画)
4.5
大傑作。
風で動く煙をドリーでとらえるヴィルモス・ジグモンドのカメラが神がかっている。
そして、なにより、俺の大好きな、”娼婦を愛する話”。『ラブホテル』といい『駅馬車』といい『砂漠の流れ者』といい、この手の話は大体傑作!
ユペ様も全盛期だしね!
移民たちのローラースケート演奏&ダンスシーン の後、もぬけの殻になったホールで二人っきりで踊るシーンが異常に幻想的ですよ。美しい。

あとさー、クリス・クリストファーソンとウォーケンが一人の女を愛する話で、これって同じくチミノの『ディア・ハンター』と同じ構図だね。
そして、主人公が凄く控えめに心の奥で女を愛している感。も同一。
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