上映時間216分のデジタル完全修復版を鑑賞。
チャップリンやダグラス・フェアバンクス達が創立した名門ユナイテッド・アーティスツ映画社を潰す原因となった作品。
日本では、伝説の映画館テアトル東京のクロージング作品として公開されたが、その時公開された短縮版は見逃してしまい、テアトル東京のクロージングにも行けなかったので、ずっと印象に残っていた。
当時酷評されたが、今回公開されたバージョンを観て、自分としては素晴らしい映画と思った。
金掛かってるのもよく分かった。監督がこだわり過ぎて、制作費が膨らんだのだろう。
マイケル・チミノが『ディア・ハンター』で成功を納めた直後だったので、会社側も口を出せなかったのだろう。
この作品ももうスクリーンで観られる事は不可能と思ったので、観られた事に感謝する。
シネマート新宿、2013.11.07鑑賞。