【まとめシネマ】#330
【まとめ】
* 振り切った悪役がGOOD！
* 事故死多めなのが物足りない
* 「復讐」を痛々しく感じる
本作の舞台は暴走族による凶悪事件が多発する近未来のオーストラリア。
本作での重要でショッキングなシーンといえばメルギブソン演じる主人公・マックスの妻と子供を暴走族グループが襲撃するシーン。最近の映画では観たことがない上、かなりショッキングなシーンなので、本作の悪役に対する怒りはマックスとシンクロする。このぐらい振り切った悪役・悪行は本作でしか味わえない。
本作の主人公・マックスは高度なドライビングテクニックと戦闘技術を持ち合わせた街のヒーロー的存在。しかし、マックスと敵の暴走族グループとの対決の決着が大抵敵の運転ミスからの事故死なのが、マックスというキャラクターをあまり描けていない。
本作はまさに「復讐」という二文字を痛々しく感じながら観る作品。ラストのマックスのリベンジは個人的に好きなシーン。
少し注意して欲しいのが「怒りのデスロード」から本作を観ると、全然違う作品なので「２」をおすすめします。
