拓馬

マッドマックスの拓馬のネタバレレビュー・内容・結末

マッドマックス(1979年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

フュリオサに向け満を持してシリーズ制覇に踏み切る。

やれたレザー、入念に手入れされたピカピカのブーツ、チャーミングなタトゥー、本場のバイカーファッションをこれでもかと詰め込んだ世界観はあまりに眼福すぎた。

カーチェイスは見応えがあったけど、マックス家に迫る脅威の過程はやや冗長気味で中弛み感は否めない。
まぁ原点なんてこんなもんなのかな。

鑑賞前は爽快感マックスまで振り切ったド派手アクションモノかと予想してたけど、普通に胸糞映画だった。
自分が同じ事されたら間違いなく復讐に取り憑かれ、タイトル通り「mad」に堕ちてしまうだろう。
そういう意味では意外と感情移入できる、良し悪しのバランス感が絶妙で大味な作品だった。
拓馬

拓馬