Ryan

ロード・トゥ・パーディションのRyanのレビュー・感想・評価

3.7
子連れ狼というよりレオン


ストーリー
1931年、アメリカ。父親代わりでもあるギャングのボスの下で働く男が、あるきっかけで自身の妻と次男を殺されてしまう。12歳の長男と町を出た彼は復讐を誓うが、2人の後を非情な殺し屋が追っていた。

主演 トムハンクス
監督 サムメンデス


長年気になっていた作品
パケ写のトムハンクスがトムに見えなくて期待大にして鑑賞
なるほど、サムメンデスです。
ストーリーもよく出来ていて決して見やすいテンポではないが子供視点からと大人視点の描き方がよく出来ていた。
子連れ狼を意識してるならもうちょいエモいシーンも見たかった。
どちらかと言うとレオン寄りである。
雨の中のシーンは最高にかっこよくツバがしっかりした帽子を被りたくなる。

キャストも豪華で新旧スターが勢揃い
ダニエルクレイグ、ポールニューマン、ジュードロウ
特にポールニューマンの演技が凄い
優しさもありながら1番葛藤する難しい役割
息子と息子のように愛す、この板挟みの演技に泣きそうになる。

とても静かでだんだんトムハンクスがトムハンクスらしくなっていく映画
Ryan

Ryan