藤さん

壁あつき部屋の藤さんのレビュー・感想・評価

壁あつき部屋(1956年製作の映画)
2.8
 安部公房が脚本というだけで鑑賞。年代的に古臭さは感じるが今観ても普通に面白かった。ちゃんと監獄シーンと戦争シーンも描かれていてBC級戦犯とされてしまった詳細も描かれていて丁寧な作品だった。
 上官クズ過ぎて胸糞だったけど「このまま生きて腐っていけ」と吐き捨てる台詞でなんかスカッとした。ラストも印象深くさすが安部公房と感じた。
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